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歯が悪い児童の半数、受診せず 貧困背景、大阪・公立小で調査

[2016.06.23]

大阪府の公立小の歯科検診で約2万4900人の児童が「受診が必要」とされたのに、半数以上がその後受診していなかったことが約190校への調査で分かったと、大阪府歯科保険医協会が23日明らかにした。虫歯が十数本あったり歯がぼろぼろになったりしている「口腔崩壊」の児童は89校で確認された。同協会は「背景には貧困や生活習慣、ネグレクト(育児放棄)など、家庭の問題がうかがえる。まずは行政による医療費助成の拡充が必要だ」と指摘している。昨年2月、府内の全公立小約千校にアンケートし、192校から回答があった。

2016年6月23日 共同通信より

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