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介護給付費9・3兆円、高齢化で最高更新

[2015.08.06]

厚生労働省は6日、平成26年度の介護予防を含む介護給付費が前年度比4・6%増の9兆3038億円で、過去最高を更新したと発表した。高齢化に伴い、65歳以上の利用者が過去最多の588万人(前年度比3・9%増)に達したためで、今後も給付費は増える見通しだ。同省の実態調査によると、利用者1人当たりの介護サービスの給付費(4月審査分)は全国平均で月19万1千円だった。都道府県別でみると、最も高いのは沖縄県(1人当たり)の月21万2千円で、次いで石川県、鳥取県の順だった。サービス別では、訪問介護が142万人(前年度比2・0%増)、通所介護は184万人(同比5・6%増)。施設サービス利用者は、特別養護老人ホームが61万9千人、老人保健施設が53万8千人といずれも増えた。

2015年8月6日 産経新聞より

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