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6月4日は「虫歯予防デー」 歯のケアにも高い関心を持つ男性が増加

[2015.06.04]
6月4日は「虫歯予防デー」。近年、美容に高い関心を持つ男性が増え、メンズ化粧品なども続々と発売されている。では、肌や髪のケアなどと同様、大事な身だしなみのひとつであるデンタルケアについてはどうなのだろうか? ORICON STYLEでは、20~40代の男性を対象に「オトコの歯磨き」の実態について調査。その結果、肌のケア同様、デンタルケアにも相当気を使っている男性が多いことがわかってきた。“歯科医”GReeeeNが開発した歯ブラシ全国発売 ・歯磨きは社会人として当然のエチケット まず、朝・昼・夜のうち「あなたが1日の中で歯磨きをするタイミングは?」という質問では、【夜】が85.6%と最も多く、次いで【朝】が81.7%。【昼】は21.8%と少なかった。特に多いのが【寝る前】と【朝食後】だったが、【昼】も磨いている人に関しては、「お客様や同僚に不快な思いをさせないように」(愛知県/20代)、「接客をするうえで、口臭が気になるから」(熊本県/40代)など、“社会人として当然のエチケット”と考えている人が多かった。1回の理想の歯磨き時間がおよそ3分と言われているなかで、「あなたの平均歯磨き時間は?」という質問では、【2~5分】が56.2%と最も多く、次いで【5~10分】が20.5%となった。中には【20分以上】と答える猛者もいたが、これは手歯ブラシによる歯磨きだけでなく、様々な歯磨きグッズを使って歯のケアをしている男性が多いためだ。 「歯磨きや口のケアに使用しているものは?」と質問してみると、やはり【手歯ブラシ】(78.9%)、【練り歯磨き粉】(43.7%)のふたつが多かったが、全体の約5分の1にあたる20.6%が【電動歯ブラシ】と回答。【歯間ブラシ】【デンタルフロス】もともに10%が使用していることがわかった。「歯と歯の境目と、歯と歯茎の境目を入念に磨く」(東京都/40代)、「練り歯磨き粉は普通のものとフッ素入りのものを2種類使用する」(青森県/30代)と、普通の歯ブラシでは届きにくい歯垢の除去にも気を使っている人が多い様子。 ・歯・口に関する悩み1位は【口臭】 デンタルケアに気を使っている人ならご存知だと思うが、たまった歯垢にはびこる細菌は、口臭の原因にもなる虫歯や歯周病などを引き起こす。「日常で感じている歯・口に関する悩みは?」という質問に対しては【口臭】が49.9%と一番多かった。自分で目視可能な虫歯と違い、日本人の約8割がかかっていると言われる歯周病についてはほとんど自覚症状がなく、気づかないうちに悪化してしまうことも多いという。しかし、「歯磨きに関する悩みはありますか?」という質問に対しては、【歯と歯の隙間がうまく磨けない】が32.9%、【歯と歯茎の間の磨き残しが気になる】が30.6%と、突出して多い数字となったことからもわかるように、いくら丁寧に歯磨きしても歯垢を取りきれないことが多い。 マッチョ歯科医として様々なメディアに登場しているパトリア歯科 院長の嶋田泰次郎先生によると、「歯のケアと筋肉のトレーニングは一緒。継続してケアしていくことが大事」だという。そこで、電動歯ブラシを使うときの歯磨きのポイントについて聞いてみると、(1)「ヨコ磨き」で1本1本丁寧に磨くこと (2)ちゃんとブラッシングできているか、鏡で確認する (3)ブラシを歯に当てる角度は「斜め45度」 の3点が重要とのこと。「時間をかけて磨ければいいというものではないです。正しい磨き方で効率よく磨きましょう」と続ける。 歯は一生もの。虫歯や歯周病になる前に原因菌を取り除き、80歳になっても自分の健康な歯で美味しい食べ物を食べたいものだ。「虫歯予防デー」をきっかけに、自身の歯磨きスタイルについて今一度考えてみては? ※回答はすべて複数回答 <調査概要> 調査時期:5月21日(木)~5月27日(水) 調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20~40代男性(有職者、毎日歯磨きをする人)、合計1000名) 調査地域:全国 調査手法:インターネット調査 2015年6月4日 オリコンスタイルより
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