ホワイトニングの紹介
どうして歯が変色するのでしょうか?
…原因は大きく分けて二つに分けられます。
原因が歯の外側からのもの
お茶、紅茶の良く飲む人は茶渋のように歯に付着します。その他、歯石、タバコのヤニなども付着しますが、これは綺麗に落とせば元通りの歯の色に戻ります。
また、虫歯ももちろん変色の原因になります。
その他、年を取ると歯の表面のエナメル質が減ってきたり、歯の内部の象牙質の色が変わるので、歯の色全体も変色します。
その他、歯の中に神経があるのですが、虫歯などによる細菌感染あるいは転んでぶつけたりする外傷によってこの神経が死んでしまうと神経の中の血液中のヘモグロビンの酸化によって神経が死んでしまいます。
原因が歯の内部にあるもの
昭和40年代、テトラサイクリン系と言われる抗生物質が良く服用されていました。
永久歯が出来る、妊娠6ヶ月頃から7歳頃に母親や本人が服用すると、象牙質に色素が沈着して、色が茶褐色や黄色になったり、縞模様が出来たりします。程度は服用の期間、量によって変わりますが、他にも、黄体ホルモン剤(流産予防薬)、ニトロフラントイン(尿路消毒薬)などによっても歯の変色は起こりえます。その他、先天性ポルフィリン症などの先天性代謝異常やエナメル質形成不全症などの遺伝性疾患によっても変色が起こります。
当院でホワイトニング前に行うこと
一般的に、ご家庭で行うホームブリーチングと時間がどうぢても取れない方への医院で行うオフィスブリーチングの2種類があります。患者さんにより、ご希望状況が異なりますので相談の上決めさせていただきます。
1.問診
他の診療同様、大切な手順となります。
小さい頃から変色していましたか?小さい頃、(本人やお母さんは)特定のお薬を飲んでいましたか?着色しやすい、飲み物や食べ物をとっていますか?様々な点を確認します。
2.視診
単に色の変色といっても様々な色があります。赤、茶色、紫などどの色が強く変色の原因になっているのか?どの部分が変色しているのか?虫歯があるのか?虫歯の治療がしてあるのか?
また、Shade taking という、色の評価をします。
3.レントゲンによる診査
神経の状態、虫歯の状態、詰め物の状態、場合によっては歯を支えている骨の状態を確認します。
4.写真撮影
治療前の状態を客観的に記録するために、通常デジタルカメラにて撮影します。状態をすぐに患者さんに説明できるので、患者さんも治療前の状態と比較でき安心nです。
5.ホワイトニングの説明
一般的に行われるホームブリーチングの説明です。使用方法、注意事項、期間など使用前の説明はとても大切です。
当医院でのホワイトニングの流れ
一般的に、ご家庭で行うホームブリーチングと時間がどうぢても取れない方への医院で行うオフィスブリーチングの2種類があります。患者さんにより、ご希望状況が異なりますので相談の上決めさせていただきます。
虫歯などがあったら治療をする
虫歯などがあると、しみたりする危険性があるのでしっかり治療をしなければなりません
歯をきれいにクリーニング
漂白剤の効果をより高めるために専門の器具を用いてきれいにします。
歯の型をとってトレーを作ります。
人それぞれ歯の大きさ、形が違うので、正確な歯の型をとって専用のトレーを作る必要があります。
このトレーにホワイトニング用ジェルを入れます。
一日2時間、計2週間ほど、ご家庭でジェルをトレーに入れ歯に合わせます。