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口の細菌が健康な歯保つ

[2015.08.19]

口の中にいるさまざまな種類の細菌が、歯茎などの歯周組織を守る免疫機能を高めることを岡山大の入江浩一郎講師(予防歯科)らのチームがマウスの実験で突き止め、発表した。腸内と同じく口内でも常在菌が健康維持に役立っているとしている。チームによると、歯を支える骨が溶けるなどする歯周病は、病原菌と、口内の免疫のバランスが崩れて起きるとされ、国内では歯が抜ける原因の約6割を占める。
入江講師は「常在菌を活用して歯周病を予防したり、進行を遅らせたりする技術の開発につなげたい」と話している。

2015年8月19日 産経新聞より

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